群馬共販BLOG

こんにちは。
営業部 第1企画室のS.Fです。
皆さんは「認知症サポーター」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。
これは厚生労働省が推進する認知症施策の1つで、
認知症に対する正しい知識と理解を持ち、認知症の方や
その家族に手助けをする人のことを指します。
群馬県トヨタグループでは、この認知症サポーターを養成する講座を
販売店スタッフ様向けに5回に分けて開催しており、私も受講してきました。



私が受講した第1回は、高崎市安心センターの皆様にご協力をいただき、
認知症の方を家族に持つ家庭の様子を寸劇として披露していただきました。
朝ご飯を何度も催促したり、迷子になって家に帰れないおばあちゃんに対する
良い対応・悪い対応の例や、「認知症のお客様が車検の入庫予約をしたことを
忘れてしまい、車が引きとれなかった」という販売店様を想定した例も示され、
たいへんわかりやすく、身近に起こり得ることだと感じました。



講義の中で「認知症の方はできなかった、ということは分かります。
ただ、なぜできなかったのかが分かりません。」という言葉がありました。
できなかった結果に一番イライラしているのは当事者であることを忘れずに、
その過程に寄り添いたいと思いました。

修了後には、サポーターとしての証明として全員にオレンジリングが配られました。



私も認知症サポーターとして、認知症になっても安心して暮らせる優しい地域づくりに
貢献できるよう生活していきたいと思います。


2016年入社 S.F